モルック

こんにちは👋☺️
あいりんご城🏯で作業療法士として働かせていただいている三嶋です!

今回はあいりんご🏯の活動で9月に行った「モルック」の様子をご紹介したいと思います!

 

「モルック」とは?
モルックはフィンランド🇫🇮発祥のスポーツです。木の棒(モルック)を投げてピン(スキットル)を倒していき、先に50点ピッタリを取った方が勝ちというゲームです。50点を超えてしまうと25点まで戻されてしまうので自分が取るべき点数をよく考えて投げなければなりません🤔

複数本倒したときは倒した本数、倒したピンが1本ならそのピンに書かれた数字が得点となります✍️

簡単に言うとボウリングボウリング🎳とダーツ🎯を合わせたようなゲームですね!

モルックでは、「立つ」⇒「狙う」⇒「投げる」⇒「数える」⇒「直す」からなる一連の流れがあります。
これらを行うことで筋力やバランス能力はもちろん、距離感などの空間認知能力の向上も期待できます😊
また、「今何点とっただろう?」「あと何点とればいいんだろう?」🤔💭といったことを考えることで、思考力や計算能力を培うことができます。

ASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如多動性障害)といった特性のある児童もこういったルールのあるゲームの中で、切り替えやコミュニケーション、集中力などを自然に学ぶことができます。

ちなみに☝🏻 ̖́

ASD(自閉スペクトラム症)の主な特徴として、こだわりの高さ🙅‍♂️、社会性・対人コミュニケーションの難しさ🗣️、感覚の偏り(過敏、鈍感など)🎧💭
ADHD(注意欠如多動性障害)の主な特徴として、不注意(集中が続かない、ものを無くしやすいなど)😵‍💫、衝動性・多動性(じっとしていられない、待てないなど)の高さ🏃
といったものが挙げられます🧐

 

実際の活動の様子がこちらです!

年齢に応じて難しさも異なるので、基本的には小学2年生以下は前の1.5mライン、それより上の児童は後ろの2mラインで投げるように調整しています👍🏻

最初は近い場所にまとまっているので簡単ですが、ゲームが進むにつれてどんどん散らばって離れていくので難易度もUPします😖

2チーム対抗で交互に投げていくので、待つターンと投げるターンが交互に訪れます。自分のチームが投げる時には応援ꉂ 📣、相手チームが投げる時には静か🤫にするというように行うと切り替えの練習にもなります!

相手チームがどこに投げるか静かに見守ります…

投げ終わった後はスキットルをその場で立て直すのも忘れずに☝🏻 ̖́

 

ジャストスコア50点!!👏

倒した瞬間みんなで大盛り上がりでした😆

1回戦はAチーム、2回戦はBチームの勝利✌️

どちらのチームも1度も50点をオーバーしてしまうことがありませんでした!2回戦ともピッタリ50点でゲームセット…実はこれはかなりすごいことです😆✨️

とても楽しかったようで次回のモルックを心待ちにしている児童もいっぱいいらっしゃいました!

 

今回は活動で行ったモルックについてお伝えしました。モルックはおもちゃ屋やスポーツ用品店、ネット通販などでもご購入いただけます!盛り上がるのでご自宅でもぜひやってみてください‪👍🏻

今回は以上になります!

また次回のリハブログの更新もお楽しみに👋✨